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2003年9月の22件の記事

2003.09.28

Books : ハサミ男(殊能将之)

評判どおりグイグイ読ませ、あっという間に最後まで。
最近は往復の電車と始業時間までと昼休みの会社でも読書。

10点満点で9点くらいか。
-1点は大きな展開があってからまだ残りページがあったから
さらにもう一山あるのかと思ったらすんなり終わってしまったから。

しかしタイトルが絶妙だね。っちゅうか、タイトルがすでに、、であるわけだけど。

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2003.09.27

Film : ビューティフルマインド

よかった。
もう少し眠くなる映画を想像していたが全然違った。
脚色はされているのだろうが、こういったノンフィクション物はけっこう好き。
娯楽作品も悪くないけど、やっぱりこういう心に残る作品を見るべきだとつくづく思う。

DVDのおまけでカットされたシーンが収録されていたが、こんなにザクザク切るもんなんだねぇ。
監督のコメント「切るのは惜しいけど、作品のテンポを考えてやむを得ず、、」なんてのは
先週見たハリーポッターの監督に聞かせたい感じ。

9点

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2003.09.26

Books : 暗いところで待ち合わせ(乙一)

とてもよかった。10点。

「警察に追われている男が、目の見えない女性のアパートに身を潜めて隠れている」
という話。
好き嫌いが分かれそうな話ではあるが、ミステリの要素もあり、泣かせの要素もある。なんとも不思議な感

覚。
読み終えてみれば、大好きな映画「パーフェクトワールド」にかぶる感じ。
10点付けたのは初めてだ。読んでよかったと思える作品でした。
あいかわらず作者のあとがきは幼稚だ。

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2003.09.25

Books : すべてがFになる(森博嗣)

「F」がキーになるわけだけど、まさかあれのことを言ってるんじゃないだろうな、、
と思ったら案の定そうだった。これなら誰でも想像するって。。
ただその意味がわかったところでトリックまではわからなかったけど。
※途中、あやしいところはあったが。

その前に舞台設定に無理がありちょっと読みながら冷めていた感じ。
7点。

デビュー作ということで、「あぁ、こういうのを思いついちゃったから書いてみたくなったんだろうなぁ」
とか思いつつページを進めてみた。

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Books : 詩的私的ジャック(森博嗣)

作者は僕の母校名古屋大学の現役助教授ということで何か読んでみようと思っていたので。
ただ、これは昔100円だったのでなんとなく買ってみた作品。

作者紹介には「某国立大助教授」とあるが、読めば名大であることがばればれ。
なぜか浜松など実都市名を普通に使っているのに、那古野市(なごの)とここだけ偽名。

キャンパスを説明する文章が多くあったが、非常に懐かしい。
知らない人はなんとも思わないんだろうが。

話的にはこんなもんか程度。100円なら値段相応だ。

ただ、謎を解くN大の助教授に、N大の女学生が恋心を抱く展開なんてよー書くよな。。
作者の妄想なのか。ちょっとさぶい感じ。6点。

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2003.09.20

Books : 砂の女(安部 公房)

世界30カ国語に翻訳されているらしい昭和の名作だ。

ある男が砂に囲まれたアリ地獄のような家からなんとかして脱出しようとする話。
この舞台設定からしてかなりキてる。

しかし、読みやすい文章でするりと読めた。
でも読後感は微妙な感じ。とても深いのだろうが、そこまで読みきれていない。

映像化したらどうなんだろう、、と思っていたが、すでに映画化されていたようだ。

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Books : きみにしか聞こえない―CALLING YOU(乙一)

短編4作。学生時代に書いたものらしいが、どれも僕の期待しているような話ではなかった。
そもそもこの本、なかなか見つけられなかったのだが、角川スニーカー文庫という
アニメと小説をくっつけたような本ばかりだしているとこから出版されていてちょっと読む前から心配だった

のだが。
挿絵なんかもはいっていて電車の中で読むのが恥ずかしかった。
6点。
作者のあとがき、文章が学生している。

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Books : 天帝妖狐(乙一)

(ちょっと長めの)短編2本。
学校のトイレの落書きの話と、コックリさんで呪われてしまった少年の話。

最近、乙一ばかり読んでますが、この人幼少時代になにかあったんでしょうか。
心の病んだ少年の話が異常に多い気がする。。

落書きの話は中盤までハラハラして面白かったのだが、オチが今ひとつ。
ミスディレクションもやりすぎで逆効果気味。

コックリさんの話は、、、
作者もこういうさびしぃ経験をしたんでしょうか。
そんな風に思えて仕方ない。

ミステリとしてもそうでなくてもいまいち。
6点。

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Film : 奇人たちの晩餐会(仏)

やっと見ました。。

前知識なしで見ましたが、晩餐会での話じゃなかった。。
しかしバカバカしい。ドリフと新喜劇がまざったような、、、。

主役の顔がとぼけすぎで、それだけでオチてる。

いろんな評にあるような「笑い転げる」笑いではなかったけど
確かにクスっとくるようなとこはあった。
オチが前もって分かっているところがドリフ的であり新喜劇的。

6点。

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2003.09.17

Books : 夏と花火と私の死体(乙一)

面白い。9点。あとがきで作者が16歳のときに書いたものだと知る。
短編は消化不良気味になるのが嫌で最近はさけていたが、これは良かった。

友達を殺してしまった小学生の妹。と、一緒になって死体を隠そうとする兄。
最後まで見つかってしまうのかハラハラ。
ただ、最初に死体を見つけたときに全く動揺しない兄に違和感が。
ま、そういうキャラクタではあるのだが。
のどかな田舎の風景描写も絵がうかんできてええ感じ。

もう一編のほうも悪くない。少々ずるいおちではあるが。

他の作品も読んでみたくなった。

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2003.09.16

Books : 占星術殺人事件(島田荘司)

あまりのつまらなさに断念。2点。
ただ、オチはすごいらしいので再挑戦する予定。

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2003.09.13

Books : 星降り山荘の殺人(倉知淳)

いまいち。6点。

「山深い山荘で起きた連続殺人を、山荘にいたグループ内で解決する」という設定がどこかの少年漫画の

ようですでにさぶい。
グループ内の誰もが怪しいので誰が犯人でもびっくりしないし、よりによってその中で一番あやしい人が犯

人だったりしたし。。

あと各セクションの最初に書いてる要約文みたいなのが余分。
鬱陶しい。

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Film : ディナーラッシュ(米)

NYのレストランで巻き起こる騒動をサスペンスタッチで描く。

レストランの中のいろんな客を群像劇的に描き、後半話がつながってくるという仕掛け。
しかし、オチはさほどびっくりできなかった。
最近、ミステリばっかり読んでるからか免疫ができてしまっているよう。。

人気レストランの厨房ってあんなに慌しいのだろうか。。

筋には関係ないけど、映像にでてきた料理はそれほど惹かれなかった。

ま、見ておいても悪くないかな、という程度の作品でした。

6点

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2003.09.12

Books : 海辺のカフカ(村上春樹)

ノルウェイの森以来。

前半面白げだったから読み出したものの、後半はダルダルでつらかった。
好きな人は好きなんだろうな、というのは分かるが僕はダメだった。
たぶん以下のような理由だと思う。

・僕(俺)ってこんな素敵な文章が書けるんだぜ、っていう感じの文章を受け付けられなかった
・ちょっとアタマのイタいおっさんが猫と会話ができる、という設定で冷めた
 (こういうあまりにも現実離れした設定は映画でも苦手)
・「自分、その言葉使ってみたいだけちゃうんか」というツッコミしたくなるような単語(特にカタカナ語)の使


・メタファーメタファーて、そない喩えられても分かりにくい
 (好きな人は何度も読み直していろんな解釈をして楽しむのだろうが、そういうのも苦手。
 映画ももう一回見て謎解きしたい、とかいうのは受け付けない。面倒。)
・文学作品の引用がやけに多かったが、ちょっとイヤミに感じた。

結局、まとめると文学作品を味わう能力が僕に欠けているということか。。

この人(春樹氏)にビデオの操作ガイドとか書かせたら面白いものができそう。
遠まわしに遠まわしに説明。
読んで、途方にくれて、「やれやれ。」

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2003.09.09

Books : 倒錯のロンド(折原一)

最近読んだ中では筋に無理がなく、ぐいぐい物語に引き込まれていく感じで1日で読む。
けっこう好きな部類。
ただ、後半ちょっと懲りすぎて煩雑になっている印象。
もっとシンプルにいったら後味がよかったのに。
っちゅうことで9点くらい。

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Film : アメリ(仏)

黄色のフィルタがかかったような映像がきれい。
広角レンズを通したパリの街並みも好印象。
ストーリーもフランス映画っぽくなく分かりやすく○。
主にパリの北のほうが舞台だったが昔利用したラマルクコランクールの駅前が出てきて懐かしい。
DVDだとフランス語の字幕が出せたりするのでちょっと見てみたが
字幕についていけないくらい速いわ。。

8点

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2003.09.08

Books : 死にぞこないの青(乙一)

先生を中心にクラスのみんなにいじめられる小学生の主人公。
我慢を重ねていたが、先生を殺すことに決める。。という話。

最初からページの7割くらい、主人公がいかにいじめられてきたかの描写。
とにかく重い。なぜそこまで我慢する、こっちまでツラくなる。
先生を殺そうと決めたとこでは(そうだそうしてしまえ)とも思ってしまって、
すっかり作者の思うつぼだ。

最後はハッピーエンドというのだろうか、、。せつない物語でした。8点。

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2003.09.06

Books : 理由(宮部みゆき)

電車の中で読んで2週間くらいかかったが、時間の無駄だった。
最初から最後までつまらなかったな。
途中から斜め読みでかなり読み飛ばしてしまった。
ちょっと期待してたのに大失敗。
4点
amazonでの読者の評価は二分してるようだが、否定派の意見に賛成。
直木賞取ってたのか。これで。

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Books : 平面いぬ(乙一)

短編4本なのだが、どれもストーリーの起伏が少なくちょっと退屈。
それなりに悪くないんだけど、期待していた分、評価はマイナス。7点。

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Books : 迷宮遡行(貫井徳郎)

突然妻が失踪した主人公。
自身で妻を捜しだすとヤクザの影が、、、。
という話。

主人公は普通の人のようだが、後半、ヤクザの親分のマンションに
単身乗り込むなどやりすぎ。
ここまでいくと逆にハラハラしない。
無理にハードボイルドな感じにしたかったのだろうか。

一言でいうと、安っぽいビデオシネマ風。

飛行機の中で眠気を押しながら読了しましたが、いまいち。
6点。

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2003.09.02

Books : 慟哭(貫井徳郎)

ほとんど前知識なしで読んだのだが、なかなか面白かった。

ミステリ文学用語で読者に対しミスディレクションを誘い、後半でびっくりさせる手法のことを
叙述トリックというらしいが、この話もこの類。

amazonの読者評価によると叙述トリックに慣れている人にとってはネタがばればれ気味らしい。
僕も最初からあるイメージを持って読み進んでいたが、その上をいかれた感じ。
一瞬、「え、どういうこと?」などと思ってしまった。
でも冷静に考えると辻褄があっているのか疑問も残る。

シックスセンスみたいな感じ。

8点

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Books : 幽霊刑事(有栖川有栖)

上司に殺されてしまった主人公が幽霊になって、事件を解決しようとする話。
幽霊だけに「誰にも見られずにどこでも行ける上に、空も飛べる」という設定。

なんでもありやん。もっとスムーズに解決できるやろ。。

終いも「え、そうなん?」という感じ。
といっても(騙された!)というんじゃなく、あ~あ、そっちいっちゃったか、、というほう。
細かい伏線は後半次々とつながっていくのだが、なんか作者必死やな、と思ってしまった。

裏表紙に2001年度本格ミステリベスト10入り、とあったので期待したのだが。。
6点。

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