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2004.04.30

運命の手術の日です。

優くんは「口唇口蓋裂」という障害を持って生まれてきた。
妊娠初期に細胞分裂がうまくいかず、唇と口蓋が裂けているという
障害だ。口を開けると、鼻の穴が見えてしまうくらい裂けているので
ミルクが鼻からすぐ出てしまうことや、哺乳瓶の口がしっかり噛めない
ので哺乳力が弱く成長が遅くなってしまう、、などの問題がある。
また、言語能力の発達にも影響するので、早く治してあげたかった。

が、優くんは他にも染色体異常に関する障害を持っていたので
手術の時期がすんなりとは決まらず、慎重に慎重を重ね、
成長を見ながら半年待ってきた。

そしてついに今日、その手術の日を迎えた。

通常は、口唇裂を早い時期に治し、そのあと数年経ってから
口蓋の手術を行うという方法が一般的らしい。のだが、幸いな
ことに優くんのかかった病院はその二つの手術をこの時期に
一回で行ってしまうスキルをもっているので優くんもその方法を
とることになった。
そのため手術時間は8時間程度かかるという。

朝、8時に病院へ到着。
優くんはいつものように寝返りをうって、ご機嫌だった。
8時半、嫁がだっこをして手術室前まで。

看護士さんが優くんを連れて手術室へ。
ちょっとウルウルくる。。頑張れよ!!

手術室に入るとまず約1時間かけて、どこをどう切って、どう縫うかを
検討し、その後、手術に入るようだ。

家族の控え室で待つ。
順調にいっても、終わるのは夕方だ。
ただでさえ長い時間を、優くんが頑張っているという状況をただただ
待つのはなんと長いことか。。

気を紛らすために読書などをしつつ、、。

そんなこんなで、夕方17:30頃待望の呼び出しがかかる。
嫁が電話にでるとICUに来て欲しいのとのこと。
どうやら予定通り終わったようだ。

当たり前のようにうまくいくと信じていたが、やはり涙がでるほどうれしい!

はやる気持ちを抑えながら我が息子と対面。
まだ鼻から管を通し、鼻から鼻水交じりの出血があり、痛々しくは
あるものの、元気に泣いている優くんがそこにいた。
ほんとに涙が出そうなほどうれしい。

よぉがんばったねぇ。まだ痛いのか、びっくりしてるのか、目を閉じたまま
ウェーん、と泣いたままだ。。でも、しっかり自分で呼吸してるし
顔色もよい。よかった。ほんとによかった。。

もっともっと褒めてやりたいけど、手も固定されており頭を少し
なでてあげることしかできなく、もどかしい。

病室に戻ってきたらいっぱいいっぱい褒めてやろう。

これで、鼻からミルクをこぼすことも減るよ、よかったねぇ。
しばらく手を自由に動かせないけど、元気になるためだから我慢しなきゃだめだよ。

早くだっこしてあげたいけど、僕らも我慢我慢だ。

とにかくうれしくハッピーな日になった。


横浜に出て、久しぶりにこじゃれた店で夫婦二人でお祝いのお酒を飲んで帰宅。
明日も早く病院に行ってやらねば!おめでとう!優くん!

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