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2004.06.09

Books : 封印再度(森博嗣)

最後まで割と一気に読めたので、面白かった部類に入るのだろうが、
読後になんとなく感じたことは、「なんか薄っぺらいなぁ」ということ。

森氏の作品を何作か読んで、共通して思ったことだが、、、
作者はトリックを思いついて、それに肉付けをしていって、、という手法で
書いているのだろうが、その肉付けの部分はあまりミステリして
おらず、犀川と萌絵のエピソードや蘊蓄などで埋めている感じ。

この作品は短篇で十分だったのでは・・・。

森氏は作品を書き上げるのが非常に速いそうだが、なんとなく
その理由がわかった気がする。

子供が蔵には誰もいないと証言したトリックはどうなんでしょうか。

あと、謎が解かれたあとのエピローグ的なページが長い。。
もっとスパっと終わってほしい。

僕がミステリに求めているものと、このシリーズは微妙に食い違っている
気がしてきた。(キャラクタの人間模様などは要らない)

ただ、面白かった度のバロメータとなる読了までの時間が短かったので7点。

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