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2006.01.16

Books:ナイフ(重松清)

さいきんよく目にする作家なので気になっていたのだが、とりあえずブックオフで買えたこれを読んでみた。

いじめに関する物語を収めた短編集。独特の語り口で非常に読みやすい。 ちょっと無理して若者というか子供の言葉遣いを駆使してみました的なところが気にかかるところもありましたが。

いじめに関わる人をさまざまな視点で描いているが、読んでいると苦しくなる。「なんでそうなっちゃうの?そういうこというの?」 というシーンが多々あるが、こういうのは作者の術中にはまっている証拠だろう。

いちばん好きだったのは「エビスくん」。電車の中で読んでいたが、後半は涙がでそうで車内ではページを進めることができなかった。

ミステリ以外にたまにはこんなのもいいかも。8点。

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