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2009.10.22

最近読んだ本。

最近読んだ(途中で止めたものも含)本、3冊。

"ゴールデンスランバー" (伊坂 幸太郎)

図書館で予約して、半年くらいたって忘れた頃に借りれたものだが、あまりにもつまらなくて最初の数十ページと最後の10ページくらい読んで返却した。それでもなんとなく飛ばしたところは想像がつく。
たぶん、著者は自分と同世代の人だと思うのだが、文章に若さが見え隠れし、会話を中心に構成されていた気がするが、その会話が薄っぺらい。少なくとも僕には合わない人だった(昔読んだ「陽気なギャングが〜」やこの間読んだ「終末のフール」も同様の感想)。もう(少なくとも金を出して)この人の文章を読むことはないでしょう。



"そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)" (アガサ クリスティー)

ミステリの古典だが、これまでなぜか読んだことがなかったので珍しく新品で購入して読んでみた。内容としては「手紙によってある島に集められた10人の男女が、次々と、そして全員殺される」という話だ。純粋にオチを知らなかったので「全員殺されるて、どういうトリック?」と思っていたが、最後に明かされるそれは意外に普通でした。。

大変評価が高い作品ではありますが、あくまであの時代に書かれたからでしょうね。

内容とは関係ないが、本のサイズが普通の文庫より微妙に縦長で、愛用しているブックカバーに入らなかった。なんでそういう余計なことするかね。




"サクリファイス" (近藤 史恵)


自転車ロードレースを題材にした珍しいミステリ。これも図書館で借りて読んだもの。

まず、ツールドフランスを少しだけかじっている(見たことがある)僕のようなロードレース入門者にとって、チームで行う自転車レースのルールや駆け引きの部分を分かりやすく説明してくれているのがよかった。逆に、”スプロケット”といったような自転車用語が説明なく出てきたりするので、まったく自転車に興味がない人が読むと面食らうかもしれない。また、ロードレースを知り尽くしているような人には、描写に違和感があるなど、物足りないように感じられるようだ。

タイトルはもちろん、チームのエースの成績を上げるためにサクリファイス(犠牲)となるアシストのことを指しているのだが、もう一つ大きな意味を持たせている。

ミステリとしては微妙だが、作品全体としてはキレイにまとまっており好感が持てた。何より来年、ツールドフランスを見ることがあればこれまでより楽しめることでしょう。


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